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日     時:1997年6月2日(月)

会 場 場 所:北海道釧路市 スーパーマーケット「釧路SATY」正面横広場

主  催  者:全日本ザーレン倶楽部釧路支部

参加スタッフ:渡邊、前田、小宮山、水野

参 加 人 数:約80名

内 容・所 感:
「釧路にも来てほしい」という打診と北海道へ行く日程との間が短く、慌ただしく釧路を訪れた。主催の方でも充分な準備ができなかったことを残念がっておられたが、それでも地元新聞社、ラジオ局と次々に取材に訪れ地元のネットワークの強さを感じた。車椅子に乗っている方の参加は告知の時間が足りなかったせいか約15名と少なかったが、買い物帰りの一般客の方等、多くの方々の目に「JOY−VAN」は触れられた。天候がやや悪く寒かったことも車椅子の方がイベントに参加するには厳しい条件だったかもしれない。

 

日     時:1997年6月5日(木)

会 場 場 所:札幌市 Coop菊水元町店正面玄関前

主  催  者:札幌いちご会

参加スタッフ:渡邊、水野

参 加 人 数:約40名

内 容・所 感:
朝から雨で6月とはいえ気温が異常に低く、厳しい状況下のキャラバンとなった。それでも雨の中約20名の障害者の方が訪れ熱心に「JOY一VAN」のことを聞いていた。北海道は冬になると積雪の関係で車椅子のままでの外出は困難を極めることは参加した人のほぼすべてに共通して出てくる話題であった。車椅子から座席にトランスできない人にとってはまさに夢の車であることを実感した。このような地域的な課題は実際に訪れないとわからないことで、北海道の障害者が抱えている問題について少しだけ理解できたと思う。

 

日     時:1997年6月28日(土)

会 場 場 所:熊本市肥後銀行味噌天神支店駐車場

主  催  者:ヒューマンネットワーク・熊本

参加スタッフ:小宮山、水野、ボランティア2名

参 加 人 数:約30名

内 容・所 感:
台風接近の中行われたキャラバンで、時折大雨が降る中決行された。道路を挟んですぐ向かいに自立生活センター「ヒューマンネットワーク・熊本」の事務所があり、雨が強くなると事務所に逃げ込んでビデオを見ながら懇談、小雨になると車に行ってジョイスティックに触れるという行動を繰り返した。それでも、地元の新聞社が取材に来たり、弁当の差し入れが届けられるなど地元関係者の一生懸命に支援しようとする姿勢に心打たれた。主催者は民間団体ながら経費を負担してくれたことも是非報告しておきたい。

 

 

 

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